新土地(シントチ)

SHINOITATOCHI.CO.,LTD.

TOPTAKENISHI TERRACEYOAKE COFFEE

YOAKE COFFEE
YOAKE COFFEE

大分市中央町3丁目6-12 TAKENISHI TERRACE
営業時間:8:00~18:00(土・日曜10:00~18:00)
定休日:月曜日
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福岡の『ハニー珈琲』から仕入れる豆を使用した、こだわりのスペシャルティコーヒーをはじめ、コーヒー豆やコーヒーバッグも販売するコーヒースタンド。
早朝から開店しているのも嬉しい。

一杯のコーヒー、一人のバリスタが起こす
ハッピーな化学反応

出勤前に、ランチのあとに。あるいは、ちょっとしたミーティングやおしゃべりに。人々が1日に何度も立ち寄るその場所は、日常に欠かせない存在。
それが、宝満さんがオーストラリアで感じたコーヒーショップと人との関係だ。
オーストラリアに初めて足を踏み入れたのは、中学時代。
トリコになった宝満少年は、大人になったらまた行きたい!と思いながらも、大学卒業後、保険会社に就職し7年勤めた。
30歳を目前に、ワーキングホリデーで憧れのオーストラリアへ旅立つことを決意。
「コーヒーの町」とも呼ばれるメルボルンをはじめ、シドニーやタスマニアで自由に身近にコーヒーを楽しむ文化に触れたことで、それまで飲むことさえあまりなかった琥珀の液体に深く興味を抱いた。
コーヒーショップで働くことを試みたものの、現地では経験重視のため雇ってもらえず、有名店に通い詰めながら現地のコーヒー文化を吸収。
帰国後、「バリスタになって、自分も人もハッピーになる場所をつくりたい」と修行先をネットで探し、長野県の名店『丸山珈琲』への就職を決めた。
修行は厳しく、皿洗いから始まりエスプレッソマシンを使ってお客様に提供できるようになるまで1年を要したが、日本のコーヒー業界の最前線にたち、幅広いつながりをもつ名店で学んだことは大きかった。
2年後、さらに経験を積むため福岡の『ハニー珈琲』へ。
半年後に店長を任されるほど信頼されていたが、当初の目標だった「地元大分で店をひらく」を叶えるため、35歳で帰郷。
テラスとグリーンのある、まちなかのオアシスのような『TAKENISHI TERRACE』は、「面白いことができそうで、可能性が広がる予感がとまらない」、まさに理想的な場所だった。
「なにかしらの化学反応が起きる場所にできたら」。そんな思いも抽出された宝満さんのコーヒーは、時には肩の力をすとん、と落とし、時にはよっしゃ!と気持ちを奮い立たせてくれる。だから、またふらりと寄りたくなる。
『YOAKE COFFEE』の存在は、こうして大分の人々の日常にじんわりと染み込んでいく。

オーナー
宝満 洋平Yohei Houman

爽やかな風貌ながら魂はロックなバリスタ。伝説のバンド「BLANKY JET CITY」の大ファンで、店のロゴはベンジーこと浅井健一氏にデザインを依頼したほど。
一方、店名は偶然目についた絵本のタイトルからとって名付けたという直観派の一面も。