TOP 〉 slow dining 〉 七村酒店
沖縄に恋すれど、
忘れがたき大分への愛。
少年は沖縄で、大志を抱いた。
それは小野さんが小学生の時。
「少年の船」で初めて訪れた沖縄の、インターナショナルな雰囲気にすっかり魅了された。
いつか沖縄に住みたい。そう思い続けておよそ10年後、大学進学という形で夢を叶えることができた。
そこでまた新たな夢が生まれた。
ホテルマンになりたい。
それから10年あまりの間、北海道や軽井沢、湯布院をはじめ、全国各地の宿泊施設や飲食店を転々としたのち、仕事で出会った先輩とともに、宿泊事業を展開する会社を沖縄で立ち上げた。
二つ目の夢も実現。
しかし、まだ終わりではない。
修業時代に出会い、起業後も度々料理の提案などをお願いしていた、大分を代表するシェフ・梯 哲哉氏との縁から、ここ『七村酒店』、そしてOPA内の店舗『ONO SAKETN』、『クインディッチ』の運営を手がけることに。地元の仕事は地元を拠点に、と、別会社を佐伯市に設立し、毎日各店舗を行き来する忙しい日々を送っている。
シックで和風モダンな空間の『七村酒店』は一見、敷居の高そうな雰囲気だが、一旦中に入れば居心地のよさ、酒と料理の美味さ、コスパのよさに驚く。
冷蔵庫から勝手にビールをとるスタイルや、イタリアンで知られた梯シェフの和食料理や沖縄そばなど、いい意味でジャンルにこだわらないメニューやおばんざいなどもあったりと、「意外とフランクに使える店なんだ」と肩の力が抜けるだろう。
顔立ちもノリもハイサイ的な小野さんの存在感も、時間が経つにつれクセになりそうだ。
それまであまり親しみのなかった、都町という大分随一の繁華街での出店には、当初不安や戸惑いもあったが、「この建物自体がコンセプトを持っているのが面白い。周りの人もよく使ってくれたり、助けてもらっています」と取り越し苦労だったよう。
今後は、地元の作家とコラボして器や家具を取り入れたり、大分色をもっと色濃くしていきたいという。
さらに、佐伯市で宿泊や飲食事業の展開にも挑戦したいと考えている小野さん。
30代になっても、まだまだ大志は生まれ続けている。
それは小野さんが小学生の時。
「少年の船」で初めて訪れた沖縄の、インターナショナルな雰囲気にすっかり魅了された。
いつか沖縄に住みたい。そう思い続けておよそ10年後、大学進学という形で夢を叶えることができた。
そこでまた新たな夢が生まれた。
ホテルマンになりたい。
それから10年あまりの間、北海道や軽井沢、湯布院をはじめ、全国各地の宿泊施設や飲食店を転々としたのち、仕事で出会った先輩とともに、宿泊事業を展開する会社を沖縄で立ち上げた。
二つ目の夢も実現。
しかし、まだ終わりではない。
修業時代に出会い、起業後も度々料理の提案などをお願いしていた、大分を代表するシェフ・梯 哲哉氏との縁から、ここ『七村酒店』、そしてOPA内の店舗『ONO SAKETN』、『クインディッチ』の運営を手がけることに。地元の仕事は地元を拠点に、と、別会社を佐伯市に設立し、毎日各店舗を行き来する忙しい日々を送っている。
シックで和風モダンな空間の『七村酒店』は一見、敷居の高そうな雰囲気だが、一旦中に入れば居心地のよさ、酒と料理の美味さ、コスパのよさに驚く。
冷蔵庫から勝手にビールをとるスタイルや、イタリアンで知られた梯シェフの和食料理や沖縄そばなど、いい意味でジャンルにこだわらないメニューやおばんざいなどもあったりと、「意外とフランクに使える店なんだ」と肩の力が抜けるだろう。
顔立ちもノリもハイサイ的な小野さんの存在感も、時間が経つにつれクセになりそうだ。
それまであまり親しみのなかった、都町という大分随一の繁華街での出店には、当初不安や戸惑いもあったが、「この建物自体がコンセプトを持っているのが面白い。周りの人もよく使ってくれたり、助けてもらっています」と取り越し苦労だったよう。
今後は、地元の作家とコラボして器や家具を取り入れたり、大分色をもっと色濃くしていきたいという。
さらに、佐伯市で宿泊や飲食事業の展開にも挑戦したいと考えている小野さん。
30代になっても、まだまだ大志は生まれ続けている。
オーナー
小野 育洋さんIKUHIRO ONO
佐伯市出身。高校卒業後、沖縄の大学に進学。
ホテルマンの仕事に興味を持ち、卒業後は全国各地の宿泊施設を転々としながら経験を積む。
10年あまり経った時、沖縄でペンションを始めるため、仕事仲間の先輩とともに会社を立ち上げる。
かねてから親交のあった梯シェフとの縁もあり、大分に別会社「SEVEN HOLDINGS」を設立、「七村酒店」やOPA内の酒店、レストランの運営を手がける。
ホテルマンの仕事に興味を持ち、卒業後は全国各地の宿泊施設を転々としながら経験を積む。
10年あまり経った時、沖縄でペンションを始めるため、仕事仲間の先輩とともに会社を立ち上げる。
かねてから親交のあった梯シェフとの縁もあり、大分に別会社「SEVEN HOLDINGS」を設立、「七村酒店」やOPA内の酒店、レストランの運営を手がける。