新土地(シントチ)

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TAKENISHI TERRACE
第1章~オモケンパークとの出会い

どんな計画にしていこうか??
色んな事例を目にしたり、
漠然と考える中で、目にしたオモキビルの計画。



「熊本震災で全壊したビルの建替えとしての案」

大分県立美術館OPAMで開催されていたdesign cafe vol.4
にて出会いました。
この計画には衝撃を受けました。

単純に、
気持ちのよさそうな物件だなぁ!

と思ったことを覚えています。



また、オーナーさんの考え方にも共感できる部分が多々ありました。

・高層階のビルを建てるということは、同時に多額の負債を負うことになる。
・そのためには、高額の家賃設定をしないといけない。
・高額の家賃設定では、信用力や財力のあるナショナルチェーン店しか借り手が現れない。
・ただ、それが街の魅力や賑わいに関与するとは思えない。
そこで、
・ローコストでありながらも街と人が豊かになるような計画を構想した。

まさに、今後の不動産事業の在り方だと、僕は実感しています。

物件をつくれば、すぐに入居者が決まる。と言う時代は終わりました。
特に地方都市においては。

入居者さんに選んでもらえる。
選び続けてもらえる物件をつくること。

コンセプト、想い、エリアの魅力などなど
様々な要素のセッションで、物件はつくる必要があると思います。



実際に現地に行った時も、
商店街の中に光が差し込んできており、
周りとは全く違う空気感を醸し出していました。

実際に、聞くことのできた
オーナー面木さんと設計をされた矢橋さんの話。

建物解体後も色んな企画や実験をすることで、計画がブラッシュアップされたいったこと。

物件が出来上がるまでは、クリアしないといけないハードルはたくさんあったこと。

ここで大きいのは、
面木オーナーの想い。なのだと感じました。

僕は、面木さんが、オモケンパークを自分のライフスタイルに取り入れ、
使い方などを楽しみながら、実験や実践をされているんだろうな。と感じています。
だからこそ、説得力もあるし、面白い場所にもなっているのだと。

やはり、志のある物件オーナーさんの建物って、
魂が宿っている。意思が滲み出していると感じます。



写真は、2019年のものになるので、
今のオモケンパークがどんな感じになっているのか?
楽しみですね!
きっとどんどん進化しているんだろうな。

オモケンパークとの出会いは、
TAKENISHI TERRACE計画へ、大きな影響になったのは事実です。
なにせ、プロジェクト名を
TAKENISHI PARK プロジェクトとしていましたから(笑)

「商店街の中に、公園みたいに緑を感じられる場所をつくる。」
この想いは、この時からブレずに、続いています!

計画のポイント
・プロジェクト名は、TAKENISHI PARK プロジェクト(仮)
・商店街の中に、公園みたいに緑を感じられる場所をつくる。
・物件オーナーの志、想いが心を動かす。
・敷地は限られているので、小さくつくり、最大限の魅力をつくる。